職場の人間関係に悩んだ時。
必ず誰もが直面する職場の人間関係の悩み。
百人いれば百人の正解があるほど、全ての解決策を立てるのは不可能。
一人一人の声、悩みを全部解決してあげたいが、そうもいかず。
一つ解決したら、また一つ二つと問題が出てくるものである。
人との関りで悩みが出た時、解決はできないかもしれないが、一人で抱え込まず信頼できる誰かに吐き出すこと。
起こった問題に対して、自分の意見、意思表示をきちんとすること。
解決にならなくても、問題に対してきちんと向き合ったという事実が大切である。
大抵の人は「言っても変わらんから」と問題をうやむやにしたまま、消化できないまま。
消化できないまま、次から次と色んな問題が上乗せされていく。
上乗せされた問題も、消化不良のまま。
そして、限界がきて潰れていく。体調を崩し、病にかかる。
責任感と優しさから、こういう真面目な社員たちがたくさんいる。
上司からの暴言、パワハラ的なものはなくならず、辛い思いをしていても声をあげれない社員が多数いることは、会社としては見逃してはならず、報告書を出しても、改善策は「自分たちでなんとかしろ」と、、、
配置換えを希望しても受理されず、ギリギリまで全てをすり減らしたある社員は、鬱病になり、出社もできなくなった。
家庭もあり、子供も二人、家のローンに車のローン、会社を辞めるという選択はなかったらしく、半年程休職し、会社に復帰してきた。
この社員を追い詰めた上司は配属先が変わり、いなくなった。
うつ病になるまで、体調を崩すまで無理して頑張ってしまう人たちが大勢いること。
誰しも、自分の守るもののために毎日を必死に生きている。
会社という所は、みんながいて、みんなの協力があって成り立つ場所。
働く者の異変を放置する日本の会社の在り方。
会社は、結果重視だが、結果が出たのはそこに関わった大勢の社員の努力の賜物である。
働く社員を大切にできない会社は、いずれ衰退していくだろう。
数多くの上司、同僚、部下が会社を去っていった。
私もその一人だ。
現在、その会社は倒産し、跡形もなくなった。