仕事が一部の人に集中する組織。
会社というのは、役割分担、その日に与えられた業務をこなしていく。
仕事が早い人、遅い人、丁寧な人、雑な人、様々な人がいて、助け合いリカバリーしていく。
自分の仕事が終わり、仕事をやればやるほど、「あれもお願い!これもお願い!」と次から次へと、仕事がやってくる。
会社としても、こういう人材が居てくれるとありがたく、効率もよく安心して仕事を任せられる。
しかし、一部の人間に甘え、頼りすぎてきたため、その人材がいない日の埋め合わせができない。
最悪の事態、体を壊し出勤できない状態にまでいっていた。
会社はなぜここにいくまで、放ったらかしにしていたのか。
いつも社員たちが潰れてから動き出す。
潰れてから対策を立てたって遅すぎる。
今までにも、社員たちは「助けてほしい!」とサインをたくさん出していた。
大事な社員たちを、捨て駒のように扱わないでほしい。
声をあげても、助けて!って言っても何にも変わらない。
仕事はしんどくて当たり前。大変で当たり前。
だが、体は一つしかない。
限度がある。
みんなが、限界突破。
見限って会社から離れれる人はいい。私も退職した。
ほとんどの人が辞めれず、働き続けなきゃいけない。
精神が疲弊し、壊れていく社員たち。
こういう労働環境は、よくなることはない。
よくなるどころか、悪くなる一方だろう。
そんな環境に身を置いて、「いつか変わる」と期待しても、時間だけが過ぎていくだけだ。
半年後に退職予定日を決め、私はそれまでは会社の責務を果たし、次のステップに進むために、準備を始めた。
半年後、この会社から去れるんだと思うと、気持ちに余裕もできた。
回りに退職することを気づかれないよう、今まで通り変わらず働き続けた。
この会社を辞めたあと、フリーで仕事を初め、稼ぎは少ないが精神は安定している。
会社の為に、必死に働く人、頑張る人、すごく立派だと思います。
でも、その前にまず、自分を犠牲にせず、自分を大切にしてもらいたい。
苦しい時、苦しいまま、壊れるまで、頑張りすぎないでほしい。
自分の心が健康でいられる選択をして、毎日清々しく笑顔でいられる人生を歩んでいきたい。