仕事は頑張らず適度でいい。
仕事は、自分の生活、家族、大切な人や物を守るために稼ぐ手段。
もっと稼ぎたい!もっとスキルを身につけたい!上を目指したい!
試行錯誤を繰り返しながら、人は働き続け、成長していく。
好きなこと、好きな仕事だけをやっている人なんてほんのわずか。
嫌なことも、やりたくないことも、合わない人とうまくやっていくのも仕事。
最初は、嫌なことも仕事のうちと、割り切れていたことでも、徐々にマイナスな要素が蔓延していき、常態化し、疲弊していく。
嫌なことも、辛いことも「頑張らないといけない」と背負いすぎてしまう人たち。
手を抜くことができず、自分を追い込み、自己肯定感も下がり、できない自分を責めてしまう。
「あの人はよく働いてくれるから任しておこう」「あの人が全部やってくれるから」と責任感の強い人、仕事が出来る人に、仕事が集中する構図ができあがる。
会社の中には、仕事を真面目にしない。なんとかしてさぼろうとする人間がいたりする。
そういう人たちの、残した仕事、積もり積もっていく書類の数々。
さぼった人と、業務をこなした人の給料は同じ。
真面目にやっている人たちが不憫でならない。
仕事を抱え込む人の特徴として、人に頼めない!断れない!断ったら悪いな!と思いがち。
断らない人!という、印象がついてしまっているため、どんどん仕事は増えていく。
「自分は頼りにされているんだ」と頑張りすぎてしまう。
仕事を持ってくる人を見極める目も必要だ。
ただ、自分がさぼりたくて、仕事を任せてくる人なのか。
普段から真面目に業務に取りかかっている人なのか。
大した仕事もせず、仕事をしているフリをしている社員、どうしたら楽できるかということしか考えていない人の仕事の依頼は、きっぱり断る勇気を持ってほしい。
何度か断り続けると、そういう人たちは違うターゲットを見つけていく。
みんなに断られ続け、初めから自分でやっておけば片付いた仕事も、遠回りして結果、深夜まで残業せざるをえなくなり、誰にも助けてもらえない状況を自分で招いてしまっている。
仕事というのは、全員が公平ではないし、不平等なこともあるが、人のスキルは千差万別だから、同じようにできるわけではない。
仕事に対して誠実に向き合うことは大事だが、自分ができる範囲を把握すること、全てをやらなければと、背負わなくていい。
仕事は頑張らず適度にやってみよう。